年金手帳とは個々の年金の情報や加入情報が記載された手帳です。退職したけど年金手帳がどこにもない!という事はよくあるケースかもしれません。会社に入社したのが何年も前であれば、入社時に年金手帳をどうしたのか覚えてないでしょう。年金手帳は国民年金の加入や転職時に必要になります。
そんな時に年金手帳がどこにあるか、手がかりとなるかもしれない事をお伝えします。
年金手帳はどこにあるのか
会社
年金手帳は入社時にそのまま会社に預けているという場合もあります。会社に預けているのであれば、退社後に会社から返却されるでしょう。しかし近年では年金手帳を会社で預かっているという場合は少なく入社時に年金手帳を提出し、所定の手続きが終わったら返却されるケースも多いのです。
もし会社に預けたのかわからない場合は、同僚に聞いてみましょう。もう退職しているのであれば、会社に連絡して確認するしかありません。
自宅
会社で預かってないと言われてしまった場合は、自宅にあるという事です。どこに片付けたのかわからないのであれば、過去の記憶を絞り出して探し出すしかありません。
年金手帳を紛失したら
自宅でいくら探しても年金手帳が見つからない場合は、最寄りの年金事務所で再発行の手続きができます。
もよりの年金事務所へ出向くか、ねんきんダイヤル(電話)での問い合わせになります。
電話:0570-05-1165
受付時間
ねんきんダイヤルの受付時間は以下の通りです。
- 月曜日:8:30~19:00
- 火曜~金曜:8:30~17:15
- 第二土曜:9:30~16:00
窓口の受付時間は平日8:30~17:15までです。
必要なもの
再発行手続きに必要なものは以下の3つです。
-
年金手帳再交付申請書
- 身分証明書
- 印鑑
年金手帳再交付申請書は日本年金機構の公式サイトにて PDF でダウンロードできます。
年金手帳再交付申請書に必要事項を記入するのですが、年金基礎番号が必要です。そもそも年金基礎番号が書かれた年金手帳がないのですから困るでしょう。
年金基礎番号がわからない
年金基礎番号がわからない場合は、年金手帳の他にも次の書類に記載されています。
- 国民年金の納付書
- 基礎年金番号通知書
- 年金証書
これらの書類もない場合は、ねんきん定期便の情報を基に日本年金機構へ電話(0570-058-555)で問い合わせ、または最寄りの年金事務所へ出向いて問い合わせてみましょう。
おわりに
年金手帳は重要なものですので、紛失しないように保管場所をしっかりと決めておく事をおすすめします。年金手帳はここ!と決めておけば、数年後にまた必要になった時に慌てなくても済みます。