会社を退職した後の健康保険については、退職時の健康保険を任意継続する方法と国民健康保険に加入する方法があります。前者を選んだ場合、期限は2年間に限られますので2年後には国民健康保険に切り替える手続きが必要になります。
そんな時に国民健康保険への切替手続きはどうすれば良いのか?という事について解説します。
国民健康保険への切替方法
必要なもの
- 健康保険任意継続資格喪失通知書
- 印鑑
健康保険任意継続資格喪失通知書は、資格喪失予定日前後に郵送で送られてくる事になります。
いつ手続きするの?
資格喪失後14日以内に国民健康保険への切替手続きをする必要があります。
資格喪失前でも手続きする事は可能です。
どこで手続きするの?
お住いの地域の市役所の保険課で手続きを行います。
ここで住民異動届を記入します。
いくら払う事になるの?
市役所の保険課で今年度内の料金は試算してもらえます。
切替後は従来の保険証を返却
国民健康保険に切替後は、今までの保険証を返却する必要があります。資格喪失した保険証を使う事はできません。
間違って資格喪失した保険証を使ってしまった場合、かかった料金を返納する必要があります。
保険料支払いの仕組みが変わる
健康保険の任意継続の場合、保険料は加入者個人単位での支払いでした。個人の口座で引き落とし、または個人の名前で納付書が送られてきた筈です。
国民健康保険の場合は世帯単位となります。あなたが世帯主であればあなたの名前で納付書が送られてきますが、そうでない場合は世帯主(多くの場合父)に納付書が届くか世帯主の口座から保険料が引き落とされます。国民健康保険は加入者の数に関わらず世帯一括で支払う事になります。