馬渕英樹(Azell)
作曲家、Web メディア運営、ポケットサウンド代表
ポケットサウンドで BGM や効果音の作成を行い、作曲依頼も受け付けています。
ポップス、バラード、ピアノ曲、ゲーム音楽などを得意としています。
他にはいくつかの Web メディア運営、地方創生ブログの活動も。
Contents
おいたち
1985年生まれ、滋賀県米原市出身。
3歳で鍵盤を触る
兄弟もいないし、遊んでくれる人もいないという事で、3歳から YAMAHA の音楽教室へ行く事となる。当然希望したわけではない。
エレクトーンで初めての鍵盤に触り、そこそこ楽しんでいた模様。周りの人達は女の子ばかりで、あまり居心地は良くなかった。
そのまま小学校4年生まで YAMAHA 音楽教室を続けていたが、楽譜通り弾かないと怒られたりしているうちに止めたくなってくるのであった。この頃、少年野球を始めたのを機に YAMAHA 音楽教室を止める。
14歳で再び音楽に目覚める
中学校2年生の頃、ウッチャンナンチャンのウリナリというバラエティ番組で内村光良さんがピアノを弾くコーナーがあった。ビートルズの Let it be を弾く様子にいたく感動し、自分でも弾いてみたいと思い再び鍵盤の前に座る。Let it be を弾けるようになるまで長い時間はかからなかった。
その後自分で好きな曲を弾く事に楽しさを覚えて色々な曲を弾くようになる。
坂本龍一「energy flow」でピアノ熱が始まる
1999年、癒やしブーム発端とも言える坂本龍一のピアノ曲「energy flow」がリリース。音楽室でピアノを弾いている事を知っている友人から「energy flow 弾いてよ。」と提案を受ける。当時 energy flow はこの時はじめて知ったが、聴いてみたら物凄く良くて早速 energy flow の楽譜が載っていた雑誌を購入。
しかし、なかなか難度が高く苦戦。ここからピアノ熱が始まる事となった。
16歳で作曲を始める
次第に弾きたい曲がなくなってきて「弾きたい曲がなければ作ればいい」という想いから作曲を始めた。最初は鍵盤での作曲だった。
この頃、米原市の童謡コンクールというイベントがあり作詞作曲の作品を募集していたので、何を思ってか応募する事に。ほとんど初めての作曲の作品を応募。
すると最終審査まで残り優秀賞を受賞してしまう。
次第に作曲の面白さを感じ始め、友達から歌詞を募集して作曲を本格的に始めた。
17歳、midiとDTMに出会う
高校2年生の時、漠然と将来は音楽の仕事をしたいという事を思い始め、音楽関係の専門学校の体験入学に行った。そこで出会った他校の男の子に DTM を教えてもらう。パソコンで作曲ができるという事は衝撃でした。この時教えてもらった作曲ソフトは「てきとーシーケンサ」だった。
この後から DTM での作曲を始める事となる。
友人から作曲ができるならホームページ作ったら?と提案を受け Episodes & Melody を開設。
18歳、音楽の挫折
本格的に音楽方面の進学を意識し始めたが、「音楽で食っていける人なんて砂浜の砂1粒2粒程度だ」と両親の猛烈な反対を受け挫折。仕方なく作曲は趣味として続け、2番目に興味のあったウェブやコンピューター方面の進学となった。
20歳で外部音源を購入
midi のチープな音に物足りなさを感じるようになり、初めて外部音源を購入。この時買ったのは Roland の SD-80 だった。
この頃インターネット上で音楽イベント「Celestia -SquareEnix Music Arrange Festival-」がある事を知り、初めてイベントに参加した。ここから作曲をする人との交流が本格的に始まった。
2007年、初音ミクとの出会い
2007年、後に大ブームとなる初音ミクが発売された。友人からこんなの(初音ミク)が出たよと教えてもらい早速買う事にした。高校時代から歌もの楽曲を作っていた身としては、とてつもなく素晴らしいものだった。今までは歌詞はあっても歌を付ける事は叶わぬ夢だったのだ。
最初に試しにネタで「恋のミクル伝説」のカバーを作ってみて、2曲目にオリジナル曲で初音ミクで歌わせてみた。それをニコニコ動画でアップしてみたのだが…。
どうやら初音ミクオリジナル曲の最古から2番目になっていたようだ。ネタ曲を作っていたことで最古を逃してしまった。
作った曲に対してたくさんのコメントが付く事に面白さを感じて、初音ミク熱が始まった。多い時は土日で1曲作りアップする程の頻度だった。しかし、だんだん強者達が参戦してきて再生数は減少。悔しい思いから更に作曲の腕を磨いた。今の自分には初音ミクも大いに貢献していると感じる。
2011年、効果音素材サイトポケットサウンドを開設
自分も含め友人もゲームを作っている人が多かった事から、効果音素材サイト「ポケットサウンド」を開設。
何かを始めるのに遅すぎることはない、という想いからはじめました。
次第にたくさんのゲーム制作者さん、企業からも利用してくださる方が増え自信もつきました。
制作環境
- DAW:Ability 2.0 Pro
- 音源:MOTIF Rack ES